粉石鹸(洗濯洗剤)の箱の針穴写真器。
粉石鹸(洗濯洗剤)の箱で針穴写真器を作ってみました。
シャランの6×9カメラで結構撮れる面白いと感じました。
当初の、古代手法のため大型ネガが欲しいという目的を果たすため4×5のシートフィルムで作ってみる事にしました。
4×5のシートフィルムを持って適当な箱がないかと探したところ
「あるあるショック」
で沈んでいる花王の洗剤の箱が目につきました。
サイズぴったりという感じです。
使用するフィルムですが、モノクロならフジのアクロス100で決まりでしょう。
標準的な現像で感度指数は80から100ですが低照度相反則不軌による感度低下が少ないので事実上、高い感度が得られます。
(120秒まで補正の必要がありません。)
T−MAXの場合、1秒で1/3絞り、100秒で2絞り多く露出する必要があります。
自分の(ピンホールでの)実験では20秒から90秒で程度で良好な結果が得られています。
ただし、増感度特性はあまり良くありません、通常の使用なら2倍程度まででしょう。
自分の場合、青写真(サイアノ)を焼くためコントラストが高く黒濃度の濃いネガが欲しく現像を押しているのですが、この点でも良好な結果が得られています。
(注、120フィルムでは、上手く行っています、(熊本城の青写真)4×5では、まだ上手くいっておりませんが。)
カラーは、現在いろいろと実験中です。
花(PRO160NC 80秒露光 C41タイプ(FC1)標準的処理。)

中(211KB)
大(682KB)
室内にて(アクロス100フィルム2倍増感 約4時間露光)。
中(166KB)
大(557KB)
屋外を(アクロス100フィルム2倍増感 約30秒露光)。
中(164KB)
大(578KB)
屋外を(PRO160NC 90秒露光 C41タイプ(FC1)標準的処理。)
)
中(230KB)
大(681KB)
粉石鹸(洗濯洗剤)針穴写真器の作成。
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