ミノルタ16現像処理方法

genzou chuu
 
映画用フィルムを切って詰め使用する以上、現像所での処理は期待出来ません。
自分で現像処理する事になりますが以前は16mm用のリールが販売されており
それを使えば良かったのですが最近は販売されていないようです。
 
フィルムの裏表でつないで(ネビウスの輪状態)にしてタンクに入れる方法が昔
から使われておりますがキズの発生やタンクの壁に密着し現像されていない部分
が発生するようで良い結果が得られない事もありました。
 
リールを作ってしまう事も考え120フィルム用のリール切ったりしてテストし
いますが少々難しく上手いものがまだ出来ていません。
 
ベルト式なら比較的簡単に出来るのでこの方法で試した所カラーネガやリバーサル
でもほぼ満足のいく結果が得られました。
この方法(ベルトの作り方)に付いて説明します。
 
なお、この方法は たけぴょん が実践している事を紹介するものでその全てに
責任をおう事は出来ません。
自己の責任で実施して頂きますようお願いします。
 
また、このページの内容はフィルムの現像方法(処理工程 ベルト式現像)を知
っている事を前提としてベルトの制作方法を説明するものです。
実際の処理は別途お調べ下さい。
(これも書いていくつもりではありますが。)
 
 
35 miri beruto
35mmフィルムとベルト
 
ベルト式現像は主として35mmモノクロネガで使われる方法で簡単であるがムラ
が発生しやすいと言われているものです。
たけぴょんは映画用16mmフィルムの自家現像も実験しており少々の問題があっ
っても簡単に出来る事が先とベルト式を行う為ベルトを捜しておりました。  
手芸用品のマジックテープなども実験してみましたが結局上手くいくものが見つか
りませんでした。
それなら作ってしまおうといろいろやった結果の一つが実用上なんとかというレベ
ルになりましたので紹介します。
現在 このベルトを100フィート(31.5m)作って映画用の16mmフィル
ムを現像する、8mmフィルムでも作って8mmフィルムの自家現像をするというよ
うな事を実験しております。
 
 
現像ベルトの制作は難しいものではありません。
現像するフィルムと同じ幅のフィルムの端に出っ張りを付けフィルムと一緒に巻い
た時フィルム同士が密着しないようにするだけです。
ただ、量が多いのでそれが大変です始めの頃は熱でフィルムにへこみと出っ張りを
作ったりエポキシ接着剤で点を付けたりしましたが50cm作るのに挫折するくら
い大変でした。
 
hottobondo
ホットボンド
 
ホットボンドという商品を見付けました、これは樹脂の棒を加熱し液状にして物を
接着する道具でこの樹脂で出っ張りを作ろうというわけです。
(2000円程度で購入可能だと思います。)  
同様の事は接着剤でやってみた事がありますが乾くまでに時間がかかったりして難
しく上手く行きませんでした。
 
hottobondo
これで16mmフィルムに出っ張りを付けていくわけです。
比較的 粘度がありたれにくくそれなりの時間で固まるのでそれほどの苦労無く出
来ると思います。
(ただ少々の練習は必要です。)  
 
使うフィルムは何でも良いのですがフィルムベースに直接樹脂を付けた方が良いの
のでバッキングの無いフィルムの方がそれを取る前準備が必要が無く便利です。
またエスターベースの方が乗せた樹脂が剥がれてくる事が少ないように感じました。
 
最近のカラーポジ(映画用上映 ラッシュ作製用フィルム)がこの条件にあいます。
現像済みのフィルムで良いのでラッシュなどの頭の部分を60cmくらい切って使う
と良いでしょう。
撮影のために用意しているフィルムでも実用上十分に可能です。
 
katamen ryoumen
最終的に両面に付ける。
 
最終的にはフィルムの両面に出っ張りを付けます、まずベース面側に付け乳剤を薬品
で溶かし落とした後の反対側にも付けます。
 
 
katagawa hyouhaku zai nyuuzai wo tokasu
「警告!」「 少々の塩素ガス(毒ガス)が出ます。 」
 
ベース面に出っ張りを付けた後、乳剤を取り去ります。
この方法ですが強アルカリで乳剤を溶かしてしまうのが簡単です、家庭内にある塩素
系の漂白剤の原液がこの用途に使えます。
 
既に片方の面に出っ張りが出ており巻いてもフィルムの間に隙間が開いていますから
適度に巻いて漂白剤を入れれば乳剤面は解けてきます。
 
ただ塩素系の名の通り少々の塩素ガスが発生します。
 
たけぴょんの実験では殆どのフィルムで発生する塩素は少なくてそれほど危険な情況
にはなりませんでしたが「混ぜるな危険」の名の通り酸でも混ざれば危険な状態とな
ります。
酸性の定着液で処理したフィルムなどフィルムが酸性になっている事も考えられます。
 
また、フィルムの乳剤(現像処理で強いアルカリにつける事を配慮している)を溶かす
のですから相当のアルカリです。
塩素の発生にも注意しないといけませんが、滴(しずく)が目にでも入れば大変な事に
なります。
(フィルムのはじけて液が飛ぶ事は十分考えられます。)
 
塩素が発生しても良いような所で必要最小限度の量で目より十分下にしてやって頂くよ
うお願いします。
(一度で取り切れない場合は2回に別けてやって下さい。)
 
なお、これらの問題に「たけぴょん」は責任を追う事は出来ませんので自己の責任の
元に行って下さい。
少々 危険な感じもしますが、フィルムの現像を行う道具でこれを作ろうと思ってい
る方は既に現像を行っている事でしょうからこのくらいの事は自己の責任で安全を確
保して行う事が出来るでしょう。
 
 
乳剤を取り除いた後、十分に洗い乾燥させた後 前と同様に出っ張りをつけて完成です。
 
 
ryoumen
出っ張りを付ける間隔は上記写真を参考として下さい。
(実際に使うタンクの大きさに巻いてみてフィルムか密着しなければ良いのです。)
 
 
kansei hin firumu wo maku
完成 フィルムを巻いてみました。
 
 
genzou chuu
 
本来なら巻きわくを作り巻いて現像するべきだと思うのですが、出来上がったベルト
と現像するフィルムを一緒に巻いてテープで固定しそのままタンクに入れるという方
法で処理していますが問題無く出来ています。
 
十分なかくはんが必要だと思います、ムラが出来やすいので十分注意して下さい。
 
 
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たけぴょん