青写真薬品 簡単セット
青写真を簡単に体験して頂くための薬品セットを考えました。
ハカリが無くても良いように計量済で供給し水は目盛りのついた容器を使用するように考えています。
薬品セット

このような形で供給されます。

くえん酸鉄(V)アンモニウム(緑色) CAS 1185−57−5 1グラム 計量済5本入り
ヘキサシアノ鉄(V)酸カリウム CAS 13746−66−2 0.45グラム 計量済5本入り
水計量用容器(5ミリリットル)。
マイクロチューブ(この容器に薬品が入っています、開閉の練習用です。)
必要な薬品が5回分入っています。
1回で出来る10ミリリットルでハガキサイズで10枚は十分にぬれます。
無駄なくぬれば20枚はぬれます。(ハガキサイズ50から100枚分になります。)

それぞれの袋に入っている薬品です。

薬品を容器にあけます。
水計量用容器に水5ミリリットル(5グラム)を用意します。
(写真は10ミリリットルですが入れすぎを防ぐため5ミリリットルを供給します。)
くえん酸鉄(V)アンモニウム(緑色)に水5ミリリットル(5グラム)を入れます。

ヘキサシアノ鉄(V)酸カリウムにに水5ミリリットル(5グラム)を入れます
それぞれを良く混ぜ解かします。
溶けやすい薬品なので簡単に溶けるはずです、溶けなけれ少々放置して下さい。

2つの溶液を良く混ぜます。
感光液の完成です。

スポンジを割り箸に括り付けたものを作りました。
これだと、液が無駄なくぬれます。
露光後水洗するため水に強い紙を使用する必要があります。
紙自体は丈夫でも、水洗すると中央が膨らむ紙があるので注意が必要です。
感光液を無駄にしないため、塗る前に水洗のテスト(つけ置き洗い)をした方が良いでしょう。

紙に塗ります。
ポタポタ落ちるますので液を無駄にしないように受け皿を置いてぬります。
十分に乾燥させてからしまわないと直ぐにカブリが出てきてしまいます。
湿気の多い時期はドライヤー等で水分を飛ばしてから密封すると良いでしょう。
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たけぴょん